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シュタイナー親子クラス ④寝た子は起こすなの本当の意味

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伊那市のオーガニック生活雑貨店 ワイルドツリーさんの2階で、毎週水曜に開催されている

シュタイナー親子クラス

全8回の講座で今日は第4回目です。

こちらのクラスのおかげで、最近少しづつ子どもへの接し方が変わってきたやまこ母です 😀

 

今日の本題の前に少し余談。

人を退屈させないようにと、モノやエンターテイメントが溢れている現代。

子ども達も小さい頃からぐずったらスマホを与えられ、テレビを見させられと、常に何かを与えられているのが普通になってきているのでしょうか。やまこ母の小さい頃はと思い返すと…夕方の「おかあさんといっしょ」は必ず見てた記憶がありますが、他の時間は何してたんでしょうね~家にあるおもちゃなどでのんびり遊んで過ごしていた気がします。今は子どもに与えられるモノの選択肢が増えているというのもあるのでしょうね。昔はスマホなんてなかったわけですから。

シュタイナー親子クラス講師の林 洋子さんは中学校の教員もされていたのですが、子育てが落ち着いて10年以上ぶりに教員として戻った際、今の中学生が数学が解けない事にすごく驚いたそうです。数学のX、Yというのは想像力を必要とする分野だそうで、そもそも想像力のない子はX、Yの概念自体が分からないそう。数学だけではなく自分以外の人の気持ちを想像するということができない子が増えてきているそうです。ちょっと驚きですね💦

テレビやスマホから完成された娯楽をひたすら受け続けていると、自分で想像して何かを作り出すという行為が難しくなるそう。子どもの頃はシンプルな素材で子どもの中でイメージを膨らませながら遊ぶ事が重要らしいですよ。

 

与えすぎる事も実は問題で、「何もすることがない退屈な時間」というのが実は子どもにとって大事だそうです。何をして自分を楽しませよう??と子どもの想像力がムクムク働く瞬間なんですって。この時間がないと、将来自分をどうやったら楽しませられるのか、自分が何がしたいのか分からない大人になってしまうそうです💦そう言ってもらえたら親としても子どもを退屈させていることに罪悪感など持つ必要はなく、ちょっと気が楽にもなりますね 😀

 



さてさて、今日の本題は…

「寝た子は起こすなの本当の意味」

ということなんですが、まず子どもの肉体についての考え方です。

子どもの身体を器として、そこに入る中身の部分とを別々に考えます。

身体は夜は寝て、朝は起きるという繰り返しで日々成長していきますが、ここで話すのは中身さんのお話し 😀

この中身さん、身体とは違って7歳までは起こさないで夢の中で居させてあげることがとっても大事だということ。

中身さんって何??という感じだと思うのですが、やまこ母がイメージしたのは人の魂や精神と言われている部分なのかなぁと。

おばけではないです、あくまで中身さんのイメージです(笑)

 

ここで講師の洋子さんから「みんな床に寝そべって~目をつぶって~ 😀 」と言われました。

よく分からず言われたとおりに寝そべり、目を閉じます。…時間が経つこと10分?15分?結構長かったと思います。

視覚があると、モノや人との距離感がつかめますが、真っ暗だとそれが分からず全てがすぐそばにあるようにも遠くにあるようにも感じます。たまに誰かの子どもの泣き声とかするとハッと意識がそっちに飛ぶような感じです。

この感覚、7歳まで子どもの中身さん持っている感覚と似ているそうです。他者と自分との境目がはっきりしない感覚

大人の私たちにはその感覚はもうなくなっているので普通に想像してもちょっと難しいかもですが、同じように10分ほど目を閉じて寝そべってみてください。なんとな~く、確かに周りとくっついているような繋がっているような感じが分かるかもしれません。

冬あったかい布団の中で朝を迎えて、まだぬくぬくしていたいあの感じで中身さんが居たとしたら。そこで布団を無理矢理はがされて「起きろ!」と言われたら結構ショックですよね💦

まどろみの中でのこの感覚を7歳まで持たせ続ける事が大事だそう。

ただ今はこの中身さん、色々な周りの刺激によって早い時期から起こされてしまっているそう。早期教育といって塾のようなものに通わせて頭を使わせたり毎日の生活リズムが狂ってしまうことによってもびっくりして起こされてしまうそう。子どもは普通に暮らしているだけで十分に刺激があるらしく、特別何かしてあげる必要はないそうですよ 😀

中身さんが早くから起こされてしまう事の弊害は、女の子だと早くから初潮が来たり、30代になってからうつ病を発症したり、それ以上の年齢になってからも精神的な所から身体の不調に繋がり病気になってしてしまうそう💦

ちなみに、早くから中身さんが起きてしまっている子の特徴的な行動の一つに、鏡を見て自分の姿にうっとりするというのがあるそうです。

 

7歳までは夢の中で安心して生きられるよう、とりあえず 考えさせない という事が大事だそう。

実は「今日何食べたい?」とか「どれがいい?」など聞くだけでも子どもに考えさせてしまっているそうです。

前回のクラスで7歳まではまねっこで子どもは育つというお話しからの流れなのですが…実は上記の質問を子どもにする事で、自分で決断できない大人の姿を見せてしまっている事に繋がっているそう。そして自分で決断できない大人を真似して、自分で決断できない大人になってしまうそうです…!

これはやまこ母聞いておいてよかった!子どもの自主性を尊重してとか、自立心を育てるためとか思ってやってしまっていがちでした💦7歳までは実は逆効果なんですね、、自分で決断できる大人を見せることが大事だそうですよ。心掛けようと思いました✨

ただ「この洋服きて」と言っても「イヤだ!」と言う時期が来てしまった場合は、「じゃあAかBどっちがいい?」とここで必要に応じて選択制にもっていったらいいそうです。

 

今日はデリケートに扱ってあげたい子どもの 中身さん のお話しでした。

中身さん、身体とは違って、死ぬまで無限に発達し続けるそうですよ。

子どもだけではなく、大人も自分の中身さんにたまには意識を向けて大切に扱ってあげたいですね 😀

 

次回のシュタイナー親子クラスは11月14日以降11月20日以降にお届けできたらと思います。お楽しみに!

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