伊那市のオーガニック生活雑貨店 ワイルドツリーさんの2階で、毎週水曜に開催されている
シュタイナー親子クラス
全8回の講座で今日は第3回目です。
12月までの毎週水曜日が楽しみになりつつあるやまこ母です 😀
クラスではいつも真ん中で子ども達を遊ばせながら受講しています。
昼間ですが室内はいつも少し薄暗い感じ。でも部屋の灯りは付けません。
理由は蛍光灯などの灯りは子どもの目には強すぎて、目から入った刺激が脳に届き脳が疲れてしまうから。
子どもの為にと昼間でも部屋をなるべく明るくして過ごしていましたが…必要ないんですね💦
そして今主流になりつつあるLEDなどの明るい電球は、もしかして子どもにとっては刺激が強すぎるのかもしれないですね 🙄
さて、今回のテーマは「子どもの脳を発達させるには?」
まずは脳のしくみのお話し 😀
右脳と左脳の間には脳梁(のうりょう)という右脳←→左脳の橋渡しをしている部分があるそうで、赤ちゃんは最初この部分が未発達の状態で産まれてくるそう。
出典元:Wikipedia
それが7ヶ月ぐらいから始まるハイハイで脳梁が発達していき、徐々に体の左右のバランス感覚が取れていくそう。そして歩けるようになり、感情を言葉で表せるようになったりするんですね。ハイハイ大事ですね、たくさんした方がよさそう! 🙂
他にも手拍子で遊んだり、縄跳びなどのリズム遊びや、生活のリズムを整えることも脳の発達につながるそう。
そんな中でも講師の林洋子さん曰く、これやらないと脳が発達しないんじゃない? 🙄 と思うくらいというもの。それは…
「お手伝い」
まず手先をたくさん使えるということ。特につまむという行為が脳の発達にもたらす刺激は大きいそう。
ちなみに意思を持ってつまむというのは人間だけができるそうですよ。確かにお猿さんには豆の選別とか…難しそうですよね(笑)
そしてお手伝いを自らしたくなるように育てるコツは…
子どもがやりたがった時にやらせること
子どもは親が想像する以上に親の事を見て、まねようとするそうです。その時期は意外と早く、なんと1歳半ばから包丁を持ちたがったりするそう。いつもおんぶされてお母さんが料理するのを見てるのかもしれませんね。
そして、ほとんどのお母さんはここで、「危ない、ダメ!」と辞めさせるようにすると思うのですが、ほんとはここがお手伝いを始めさせるチャンス!だそうで、時間はかかるけど、幼児でも使えそうな先の丸い包丁などで実際に野菜を切らせて、それを料理に使うようにするといいそう。なんと針仕事も実は2歳ぐらいでできるんですって。
実際講師の林洋子さんのお宅ではお子さんが3人いて全員男の子ですが、1歳2か月ぐらいから興味を持ち始めたので包丁を使ったお手伝いをスタートさせ、現在小学生になり進んでアップルパイや、唐揚げをつくってくれたりするそうです!すごい!
ちなみに洋子さんが教えてくださった子ども用の包丁はこちら↓
指を守ってくれる機能がついていて安心ですね!
一見危険そうな手仕事も、傍で見守りながらお手伝いさせてあげることで、できたときの達成感は大きいそうですよ。
このような調子で小学校に入るまでは親のまねっこをして学んでいくそう。逆に親が普段から扇風機を足で消したりしていると、子どももまねて同じようにするかもしれませんね(苦笑)
ちなみにお手伝いする子になるかどうかは7歳までが勝負だそうです。
それ以降に「さあ、お手伝いこれからお願いね」と親が言っても、7歳までにさせてもらえなかった子はなかなかできないそうですよ。
本人が興味を持っている時がタイミングなんですね!そしてそれは意外にも早い時期なんですね 🙄 ビックリ!
お手伝いをたくさんやってほしいと思ったら、まずお皿洗いでもなんでも、子どもが真似したくなるようにお母さんが楽しそうにする事が大事だそうですよ 😀
2人目が生まれる前に赤ちゃんと同じサイズの人形を上の子に与えることで、実際赤ちゃんが生まれたらお母さんがお世話をするように、その人形をおんぶしたり抱っこしたりするそうです。
ちなみにシュタイナー教育でオススメしているのは、こちらの一見表情がない人形。
ウォルドルフ人形
出典元:クレヨンハウス
一見地味そうで子どもが興味もつかな?と思ってしまいがちですが… 表情がない事で、子どもの想像力の中で笑ったり怒ったりさせることができて、想像力が豊かに育っていくそうです。
洋子さん曰く、英才教育とは早い時期から語学や数学などを教える事ではなく、早い時期からいっぱい親のまねっこをさせながら脳を育てていく事だそうです。なるほど!これなら誰でも家庭でできそうですね。
最後に、子ども達が好きなとっておきのおもちゃを教えてもらいました 😀
こちらなんでしょう。栗?いいえ、トチの実です。
やまこ母、初めて見て触ってみたのですが、ツルツルしていてなんとも言えない気持ちい触り心地 😳 この感触、子どもが結構好きなようで触りたがるんですって。手先を使った遊びにもなり、脳の発達にもよさそうですね。
シュタイナー保育園では子どもが入れるくらいの囲いの中にトチの実をいっぱい入れて、そこに子どもが飛び込んで遊んだりするそうです。トチの実プール!気持ちよさそう!
意外とお店に売っていたりするようですが、トチの実が拾える環境が近くにあれば子どもと一緒に拾いにいっても楽しそうですね 😀
ではまた来週のクラスでお会いしましょう~!
※シュタイナークラス、まだ定員に空きがあります 🙂
水曜に伊那市のワイルドツリーさん、木曜に宮田村の村民会館で開催されています。
ご興味のある方は、↓のFacebookページへメッセージされてくださいね。
Organic Farm 88 Facebookページ
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