冬が始まりました!先日11月21日の朝、洗濯をしようと思ったら洗濯機に水が入らない…凍った!?そう、水道が凍り、ついに冬が始まりました~!(笑)
長野県に移住して今年で4回目の冬を迎えます。
3年間で蓄積してきた冬を無事越すためのノウハウを 我が家の冬の失敗「やってしまった!」シリーズ でお伝えできたらと思います!
長野移住 冬の失敗「やってしまった!」シリーズ
やってしまった その①水道管を凍らす
寒い地域に初めて住んだ人は1回はやってしまうのではないかと思うのが、「水道管を凍らす」こと。やまこ一家も先日の洗濯機の水と、去年トイレの水を凍らせたことがあります。
水道を凍らさない為に必要なのが、不凍栓を入れる事と、水道の水抜きをする事!ちなみに不凍栓とは、電熱線で水道管をぐるぐる巻きにして、凍らせないようにするものです。
不凍栓はうちは家の後ろに不凍栓のコンセントが5~6か所あり、冬になったらそのコンセントを差し込んで完了です。こんな感じのが5~6か所↓
これで水道の水を凍らさない程度に温める事ができます。
これが結構イタイ…計算したところ、うちは不凍栓のみで毎月約7000円電気代がかかる計算でした。「セーブ90」という寒冷地必須の節電アイテムを使えば、不凍栓によっては最大90%の節約が可能になります。
こちらの記事をぜひチェックしてくださいね↓
うちは不凍栓だけでOKですが、住む家によっては水道の水抜きが必要な場合もあると思います。
長野県に移住して最初の冬に住んでいた茅野市の市営アパートには不凍栓はなく、風呂釜の水道管の水抜きを毎日行っていました。
これをしないと、水道管の中で溜まった水が凍りつき、水道管を壊してしまいます。
先日朝に洗濯機の水が出なかったのは、不凍栓のコンセントを今年の冬まだ入れていなかったから。
入れるタイミングが難しいのですが、毎年どこかの水道が凍ってから、冬が来た!とあせって、コンセントを入れる事になるのかな~と想像しています。
やってしまった その②車を坂道で滑らす
長野の冬、一番緊張したのは車の事。雪の上や、氷の上を運転したことがないから、ドキドキでした。最初の冬を迎える前に、周りの人から色々アドバイスをもらって備えていました。
ちなみにスタッドレスタイヤは必須です!
やまこ母、茅野市で働いていた時に、社用車がまだタイヤを履き替えてない事を知らず、雪が降った日にノーマルタイヤで運転した事がありました。
下り道ではブレーキを踏んでも止まりません!フットブレーキ踏んだら車が滑ります!
しかも山から下ってくる道を運転していたので、本当に死ぬかと思いました…が、なんとか生還しました。
方法はフットブレーキは極力踏まずに、エンジンブレーキでゆーーーっくり下りて、ハンドルも優しく回す。。
平坦な普通の道しか普段運転しない人なら、冬でも2WDでも大丈夫かもしれません。ただ山の中や、坂道が多い所に住んでいたりする場合は、4WDでないと危ないかもしれません。
寒さが1段階2段階上の茅野市にいた時は、4WDが結構高かった気がしますが、伊那市では2WD率が高いような気もします。ちなみにうちは車が2台ありますが、2台とも4駆です。4駆であればとりあえず安心です。
ちなみにスタッドレスタイヤを履いていても、冬に急ブレーキ、急ハンドル、急アクセルをすると滑ります、、うちの4駆のエクストレイルで滑りましたので、みなさまどうぞ冬の運転は甘く見る事なく、くれぐれもご注意くださいね。
✓ウインドウォッシャー液を冬仕様のもの(マイナスでも凍らない)に入れ替えておかないと、普通に凍ります。。
✓雪が降った日の車の雪下ろしが大変で、とりあえずフロントガラス部分の雪を下ろしてこれでいいやと出発すると、信号などで車を停止させた瞬間、屋根部分にのっていた雪がドサーっとフロントガラスに落ちてきて、見えなくなって焦ります。面倒でも屋根部分の雪もしっかり落としましょう!
✓朝フロントガラスが凍り付いてしまった場合、お湯をかけるイメージがあるかもしれませんが、実はそれはNG!ガラスにひびが入る可能性があります!氷をガリガリ削って落とすか、もしくはやまこ一家がオススメなのはエンジンスターター!!
出典元:SAKIDORI
家の中からボタン一つで車のエンジンがかかります。出発の20分前ぐらいにかけておけば、出発する頃には凍り付いた車はすっかり溶けて暖かくなっていて、エンジンも車内も暖まった状態で、毎日幸せな運転生活が送れますよ。
やってしまった その③隙間風を甘く見る
最近の住宅は高気密仕様だそうで、新築の人は冬でも家の中が暖かいようですね。
うちは築20年のリフォームされた中古住宅を買いました。見た目は新築並みに綺麗ですが、寒さに対する仕様はやはり20年前のもので、冬は普通に寒いです。
外からの外気が壁から中に伝わってきますし、何より気になったのが隙間風!どんなに部屋を暖めても、マイナス気温の隙間風が入るとなかなか寒いんですよ。
まず窓ですが…二重窓になっている部屋は大丈夫なのですが、窓が一重の部屋は部屋が極寒です。
窓が一重の北側の部屋は、午前中は部屋の中が凍っています。
その場合、うちはプチプチを窓ガラスに貼っています。こちらはお風呂場の窓です。貼った方が多少は寒さがマシになる気はしています。
こちらは和室の障子窓ですが、隙間風が結構寒いんですよ。なので、プラスチック段ボールを内側全面に貼り付けています。
半透明なので、貼り付けた後も光は差し込み、特に違和感はありません。
カーテンは防寒になりますが、下から冷気が漂ってくるんですよね~。窓近くで寝ていると冷気が気になるんです。
なので、対策はこちら!マグネットでカーテン下部分を無理やり貼り付けちゃっています。
そしてドアですが、何もしないと普通に隙間風が寒いんです。
特にキッチンで換気扇を回した場合、廊下からガンガン冷気が入ってきます。
なのでうちはスポンジ状の隙間を防ぐテープでドア部分を囲んでいます。
窓、ドア以外にも、意外と押し入れからの冷気が油断できません!押し入れの隙間も全てシャットアウトをオススメします!
まとめ 冬はサバイバル能力を伸ばすチャンス
寒い地域に移住して、最初の冬は緊張感が伴うかもしれませんが、備えられる事は備えて、あとは何事も経験です!一度や二度ある、やってしまった体験も含め、移住生活を楽しんでしまいましょう~!
長野の冬を無事越す為に 本記事まとめ
- 冬に不凍栓のスイッチを入れる必要がある
- 光熱費は高くなるが、「セーブ90」を設置する事で抑えられる
- 風呂釜の水道管の水抜きが必要な場合がある
- スタッドレスタイヤは必須
- 急ブレーキ、急ハンドル、急アクセルは厳禁
- エンジンスターターが超オススメ!
- 隙間風はどんな小さな隙間からもシャットアウト!
長野県に移住してきてから思うのは、地元の人のサバイバル能力が高いという事!
特にお年寄りは、寒い地域で生き抜いてきた知恵や経験の宝庫です。
移住者のやまこ一家も、そんな先人達を見習いながら、少しづつ強くなっていけたらいいなと思っています。
伊那市移住後、寒冷地での冬の電気代の高さに驚き、電気代節約をがんばった我が家の奮闘記です↓
来たる冬に向けて、電気代の節約にぜひご活用ください。
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