こんにちは、長野移住ママブロガーのやまこ母です。
横浜から上伊那地域に移住してきてびっくり!
助産院や病院など、妊婦にとってどの環境で産むかの選択肢がたくさんあるんですよね。ありがたいことです。
そんな中、やまこ母は駒ヶ根にある野ノ花助産院さんと出会い、自宅出産をお願いする事になりました。
野ノ花助産院さんとの出会いから、自宅出産をするまでを記事にしたいと思います。
- 野ノ花助産院について知りたい人
- これから上伊那地域で出産を控えている人
- 自宅出産に興味がある人
興味のある方の参考になれば幸いです。
駒ヶ根 野ノ花助産院 自宅出産してみました
野ノ花助産院さんとの出会い
やまこちゃんを妊娠して、当初は実家がある関西へ里帰り出産を考えていました。
そんなある日、友人から「出産後、へその緒に入っている血液を、少しでも赤ちゃんに届けてあげた方がいいよ」と聞かされました。
出産後はすぐにへその緒をすぐ切るというのが一般的だと思いますが、その友人曰く、「へその緒の血液は赤ちゃんのもの。切るのを1分でも長く待ってもらって、赤ちゃんに血液を届けた方が、栄養がたくさん行く」というのです。
う~ん、確かに…
今の医療だと産まれてすぐに清潔なハサミで切ることが可能かもしれないけど、大昔もっと人が原始的に、野性的に赤ちゃんを産んでいた時代、産んですぐに切っていたとはあまり思えないし。。
昔はしばらくへその緒がくっついたままだったのではないかと思いました。そしてもしそれが自然のあるべき姿であれば、血液を届けてあげたいと思いました。
ですが、里帰りで分娩を予定していた公立の大きな病院に問い合わせると、「そのようなイレギュラー行為は行いません」との回答が。実家近くの助産院に問い合わせてみてもやっていないということでした。
無理なのかなぁ…と諦めていたところ、やまこ父がインターネットで「ここに問い合わせてみたら?」と調べてくれたのが、駒ヶ根市にある 野ノ花助産院 さんでした。
自宅出産を選ぶまでの流れ
自然なお産ができそうなホームぺージの雰囲気が気になり、問い合わせたのが既に妊娠7ヶ月の時。
「うちは昔ながらの方法でやっていますよ」とお返事がありました。
伺った所、どうやらやまこ母の希望に沿うようにサポートしてくれるようです。
その方法でやりたい!産みたい!と思い、急きょ里帰り出産をキャンセルし、実家の母に手伝いにきてもらい、こちらで産むことにしました。
ただ、野ノ花助産院さんで分娩中、何か救急車で運ばれる必要性が出てきたら、搬送先は伊那中央病院になるとのこと。
野ノ花助産院から伊那中央病院まで片道30分。「伊那市の自宅からだったら片道10分で病院まで行けちゃうのになぁ。」と助産師の小林さんに話したら、「自宅にする?自宅でもいいよ」との提案が。
え、自宅で産むの?産めるの??
という感じで最初は自宅で産めること自体驚きだったのですが、どうやらできるらしい!ということで、自宅出産に踏み切りました。
自宅出産を迎えて
踏み切った…といっても、特別何かした訳ではなく、
「出産時自宅で準備してね」と言われたのは…
- 汚れてもいいシーツ
- バスタオル、ハンドタオル数枚
- お湯
ぐらい。他に必要なものは全部助産師さんが持ってきてくれます。
ぶっちゃけ、準備はほとんどいりませんでした。
自宅出産にして一番良かった事は、陣痛始まってから産まれた後まで、家から動かなくていい事!
実際、陣痛が始まって、段々痛くなって、めちゃくちゃ痛くなって、これが陣痛か~!!という頃には、痛すぎて動けない。。
というか動きたくない。。え、世の中の妊婦さんはこの状態で病院まで行くの??一旦病院に行ってから、「まだだから一旦帰ってからまた来て」とか言われるって聞いたけど、ムリムリムリ!
野ノ花助産院さんからやまこ一家の自宅までも片道30分ぐらい。フットワークの軽い小林さんにはご近所の範囲らしく、陣痛始まって1回来てくれて、もうちょっと進んだらまた来るね~!と帰ってはまた来てくれて。
何かあるとすぐ駆けつけてくれるので、少し場所は離れていたけど、とても安心感ありました。
出産中はただただ痛くて、ずーっと四つん這い。
っていうか…痛すぎてこの姿勢にしかなれないんですけど。。
自宅出産は、自宅のどこでどんなスタイルで産んでもOK。やまこ母は和室でずっと四つん這い体制、、
仰向けになると痛さが軽く2倍増しに…!病院ではみんな仰向けで産むってどういうこと?スゴすぎるんですけど??
声出さないと力が入らなくて、ご近所迷惑だったらあとで謝っとく!と思って、思いっきり叫び続けたからか、夕方5時から本格的な陣痛が始まり、10時間後の朝の5時に産まれました。。
高年出産の初産だったから、「最大3日は覚悟してね」と言われてて、その時は「はぁっ」て感じでそれが意味する事が分からなかったのだけど、この痛さが3日間続くって、ほんと死んじゃうかも、、と思ったので、まだ10時間で産まれて良かった方だと思います。
自宅出産、産んだ後も布団の上から動かなくていいので、ほんとそれは良かった。妊婦に優しいと思う。産んだ後なんて、もう体ボロボロだったんでね。起き上がるのもやっと。
やまこちゃん誕生!
産まれた後は、へその緒も胎盤もくっついたままで、その間にお母さんの身体の処置をしてくれます。
産まれた時は血がパンパンに通い、脈打っていたへその緒も、血はほとんど赤ちゃんに行ったあとでペタンとなっています。
ここでやまこ父の出番!へその緒をハサミで切る役です。
やまこ母もハサミで触ってみたけど、ふにゃふにゃで何とも言われぬ感触。未だに忘れられない感触になっています。
自然に来る陣痛の中、小林さんにサポートされて、母と子の共同作業での出産。
やまこちゃんのタイミングで、やまこちゃんのペースで外の世界に出してあげれて、しっかり栄養も送れる事ができて、出産に関しては私なりに母としてしてあげたかった事はできたかな。
産後も数日間は小林さんが自宅に通ってくれて、全く不安はなかったです。
野ノ花助産院さんのこと
今回は自宅出産だったけど、いつか機会があれば駒ヶ根の野ノ花助産院さんでも産んでみたい。
木の香りがする建物で、検診の度に行くのが楽しみでした。ご飯も母乳が出やすいお野菜中心のご飯で、助産院で産んだお母さん達からは、とーっても美味しいとウワサはかねがね。
↓野ノ花助産院さんのインスタグラム
ちなみに、小林さんの検診、普通の病院だったら10分ぐらいで終わるところ、数時間かけてゆっくり診てくれて、話も色々聞いてくれます。
そして小林さんの所でお世話になったお母さん達が口をそろえていうのが「あのマッサージが至福なの~!」
そう、毎回検診の時に体のマッサージをしてくださるんです。肩が凝ったり、腰が痛かったり、身体の不調が出やすい妊婦には至福の時間。とってもオススメです。
検診でのマッサージが毎回めっちゃ楽しみでした!
産後も公民館の部屋を借りてベビーマッサージ教室を隔週で行ってくれます。誰が行ってもよくて、しかも無料です。
やまこちゃん、今はもう10ヶ月になりじっとしていられないのでベビーマッサージ難しくなりましたが、産後6ヶ月くらいまでは楽しみに通っていたなあ。産後色々分からない事にたくさん相談にのってもらっていました。
あと、年に1回開催される五平餅会もすっごく魅力です!↓↓↓
五平餅、めちゃくちゃ美味しいです!
まとめ 野ノ花助産院 自然なスタイルの出産ができる
妊娠7ヶ月目の急きょな展開ではあったのですが、移住先で野ノ花助産院さんに出会い、やまこちゃんを産めたこと、本当によいご縁だったと思っています。
なるべく自然なスタイルで出産したい人にはオススメです!
赤ちゃんの事を第一に考えて、一所懸命動いてくださる助産師さんです。
野ノ花助産院 まとめ
- 昔ながらの方法で出産できる
- 自宅出産ができる
- 助産院での出産はご飯が美味しいと有名
- 検診は毎回至福のマッサージ付き
- 産後は無料のベビーマッサージ教室がある
- 年1回の五平餅会がオススメ!
助産師小林さんのイメージそのまま、親しみやすい 野ノ花助産院さんのホームページも気になる方はチェックしてみてくださいね↓
よければ、こちらの記事もどうぞ!上伊那地域の子育て情報です。
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