信州と言えばお蕎麦ですが、ここ伊那市ではなんと、「信州そば発祥の地」を宣言しています…!
とヒヤヒヤしているのはやまこ母だけでしょうか?
奈良時代の初め、修験道の開祖役小角は修業のため信州に入り、小黒川をさかのぼって駒ヶ岳を目指しました。
途中、内の萱で村人たちに温かくもてなされた役小角は、お礼として蕎麦の実を置いていきました。
村人たちはこのそばを大切に育て、信州全体に広めたのです。出典元:おいでな伊那
なるほど、ちゃんと伝承が残っているんですね。
伊那市のみはらしファームでは、「新そばまつり」が開催されます。
去年まだ移住したてのころ、お祭りで食べるそばに対して麺が伸びてる可能性とか、あまり期待しないで様子見で行ったのですが…
これがしっかり作られているお蕎麦ですごく美味しかったんですね!!
そして今年もその季節がやってきたので、楽しみにでかけてきました。
- みはらしファームの新そばまつりについて知りたい人
- 美味しい蕎麦が食べられるイベントを知りたい人
- 上伊那地域のオススメイベントについて知りたい人
みはらしファーム 新そば祭り
アルプスが見渡せる高台にある直売所で開催
みはらしファームは伊那市西箕輪にある直売所です。
直売所の他にもりんご、ぶどう、トウモロコシなどの収穫体験ができたり、ジャムの手作り体験ができたり、マウンテンバイクで山を走ったり、温泉に入れたり、ビュッフェレストランがあったり。
書ききれないくらい色々楽しめる魅力いっぱいの場所なのですが、やまこ一家はまだまだ全部は楽しみきれていません。
やまこちゃんがもう少し大きくなったらかな。
間ノ岳が冠雪しています。美しいです~!!
今日はちょっとお天気曇りですが、晴れている日はほんとに綺麗ですよ!
みはらしファームがある場所は標高900mなのですが、ここまで来ると南アルプスを越えた向こう側に八ヶ岳の一番北にある蓼科山がひょっこり頭を出しているのが見えます。
諏訪富士と呼ばれるだけあって、形は富士山のように美しいです。
新そばまつりの内容
さてさて、今回の新そばまつりの内容はこちら↓
かけそばも暖まりそうですが、そば本来の美味しさを感じたいので、やまこ母はせいろそば、やまこ父は行者そばに決定!
チケットを購入して、蕎麦ブースに並びます。
目的のそばと天ぷらを無事ゲット!
去年はお昼時に来て結構長蛇の列に並んだ記憶があったので、今年は朝食を軽めに済ませて早めの10:30頃に到着。
ほとんど待たずに蕎麦がゲットできました!
上が行者そばで、下がせいろ蕎麦。
違いは行者そばの漬けつゆには大根おろしの汁と焼き味噌が溶いてあること。
ちなみに行者そばの云われは
江戸時代の初め、高遠の殿様はことのほかそばが好きで「辛つゆ(大根おろしの汁に焼味噌を入れたつゆ)」で食べる内の萱の「行者そば」が大好物でした。それを聞いた近郷近在の人々は行者そばを食べようと内の萱におしかけ、大変な評判になってしまいました。
人々の求めに応じ切れなくなった内の萱では「西駒登山を修める者以外行者そばを食べることはできない」とし、
以後、行者そばは秘伝の味となりましたが、今ではいつでも内の萱で、また毎年 10月下旬に開かれる「行者そばまつり」で味わうことができます。出典元:おいでな伊那
むかしのお殿様が火付け役で流行ったのですね。
やまこ父に行者そばを食べた感想を聞いてみたところ、「蕎麦と味噌。意外とありそうでない組み合わせで、新鮮なそばの食べ方を楽しめた。」とのこと。
蕎麦自体も美味しくペロリと頂けました。
天ぷらもボリュームたっぷりで、楽しみのひとつ。
どれでも120円です。全種類を山盛り~!!天ぷら蕎麦大好きです。
他にも楽しみ色々
きき蕎麦コンテストもありました。違う種類の蕎麦を3皿食べて↓のどれかを当てるそうです。
- 夏蕎麦の二八混合
- 新そばの二八混合
- 新そばの十割蕎麦
10人ぐらい参加していたのですが、名古屋、埼玉、東京など遠くから来られている人も多かったです!
十割蕎麦は比較的当てやすいようでしたが、夏蕎麦と新そばの二八混合で苦戦されている方が多かったです。
こちらは旬のリンゴ。試食もできますよ~!品種は10月半ばの今の時期はシナノスイートと、シナノゴールド。
ちなみにやまこ母が一番好きなのはシナノゴールド。甘さの中に酸味があってすっきりと美味しいんですよね!
他にもぶどうや野菜など季節の恵みがたくさん。
やまこちゃんも試食のりんごを頂きおやつにポリポリ。
季節の恵みをいただき、幸せな気分です。
また来年を楽しみに、毎年通いそうな予感です。
みはらしファーム ホームページ
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