こんにちは、長野移住ママブロガーのやまこ母です。
お隣宮田村で2019年から始まった、プレイセンターにじのたねさん。
プレイセンターってどんな所だろう?
遊びに行ってみたいけど、気軽に行けるのかな?
どういう遊びをしているんだろう?
そんな宮田村のプレイセンターの事が気になっている人へ。
結論からいうと、親子で成長できるすごくオススメの遊び場です!
何度か遊びにいっているやまこ母が、どんな場所かをお伝えしますね。
宮田村にじのたね プレイセンターとは
元々ニュージーランドで始まった幼児教育のひとつ
保育園や、幼稚園とも違う、プレイセンターとは??
日本では馴染みのない単語ですよね。
元々ニュージーランドで始まった、幼児教育の一つだそうです。
ニュージーランドでは保育園や幼稚園と同じ並びにある、幼児教育の選択肢の一つになるそう。
世界で初めて首相在任中に産休を取得した政治家として有名な、ニュージーランドの
ジャシンダ・アーダーン首相も、このプレイセンター出身だそうです。
保育園や幼稚園との違い
プレイセンターの何が保育園や幼稚園と違うかというと、主にふたつ。
- 子ども達自らが自分の成長にあった遊びを選べるということ。
- 保護者が自主的に運営に携われるということ。
1、子ども達自らが自分の成長にあった遊びを選べるということ。
プレイセンターでは質の高い遊びの場を提供していて、子どもはそこで自分がしたい遊びを自由に選びます。
幼稚園のように、皆が同じ遊びをしないといけないことはありません。
それによって子ども達それぞれが持っている個性が伸びやすくなります。
2、保護者が自主的に運営に携われるということ。
プレイセンターは保護者たちが協力して運営します。でも無理なく、「できる人が、できる時に、できることを」が基本です。
保護者が勉強する機会も設けられ、結果保護者の成長にもつながります。
「保護者」の対象も、親だけでなく、祖父母や地域の大人達までになり、地域全体での子育てが目標です。
保護者同士も下の名前で呼び合い、互いを認め合う
私が何度かプレイセンターに遊びに行き、いいな!と思ったのは、子どもも保護者も、みんな下の名前の名札を付けて名前で呼び合っていること。
「○○ちゃんママ」ではなく、名前で呼ばれることで、大人もイチ個人として認められる場であること。
最近「孤育て」という言葉が聞かれるようになってきました。
やまこ母自身も移住者で親族が近くにいるわけではないので、うっかり家にこもっているとそうなりがちです。
でもここにくれば、子どもだけでなく親の私も受け入れてくれて、自分の居場所のような安心できる感じがあります。
子どもにとっても、赤ちゃんと触れ合ったり、年の違う子や大人と遊んだりする事で、色々な人と触れ合え社会性が育つようですよ。
長野県内では宮田村のプレイセンターがはじめて!
現在日本には20ヶ所のプレイセンターがあり、日本ではこれから数が増えていきそうです。
そしてなんと!宮田村のプレイセンターが、
長野県内では初めて!になります。
そんな貴重な場所が、お隣の村にできるなんて…なんという幸運!
ということで、やまこちゃんと二人、早速遊びに行ってきましたよ!
プレイセンターにじのたね 実際遊びに行ってきました!
場所は宮田村の中越区集落センター
住所:長野県上伊那郡宮田村中越区7674
駐車場がいっぱいの場合は、お隣の神社の駐車場を使わせてもらえるそうですが、先ににじのたねのスタッフの方に声をかけてみてくださいね。
建物はよくある保育園ぐらいのサイズ。
中に入ると広いスペース。親子それぞれのペースで自分達の好きな遊びをしています。
まだねんね期の赤ちゃんは奥の畳の間で座布団を敷き、みんなが見守る中、ゴロンと横になっています 。
遊び方はその子次第
良質な室内遊び道具も色々揃っています。
木でできたおもちゃに↓
木でできたキッチンセット↓
お絵かきに集中できる作業場↓
絵本も並べてくれています↓
お外遊びがしたい子は泥遊びや水遊びなど、じっくり絵本を読みたい子やお絵かきしたい子は室内で遊びます。
幼稚園とかだと、先生から「今日はこの遊びをしますよ~!」という感じで、決まった遊びを皆でする事が多いと思いますが、ここでは
子ども達自らが、自分に合った遊びを選べます。
それが、子ども達それぞれが持っている個性を上手く伸ばす事に繋がるんですね。
保護者はたくさんいるので、どの遊びをするにしても、誰かは一緒に見守りながら遊んでいる感じです。
親も楽しく安心して過ごせる場所
写真の左手前がやまこ母とやまこちゃん。
まだまだやまこちゃん、遊具を見ても舐める!対象でしか今は見れず。
どちらかというと今は、母親の私の為に行っている感じです。
こんな風に日々の子育てをお互いどうしてるとか、悩みも笑いあって、大丈夫大丈夫!って言ってもらったりとか。
それだけで安心したり、楽しかったりします。
母親が楽しく居れる事が、子どもへの安心感にも繋がると思うので、大事な事だと思います。
ちなみに右手奥で笑っている女性が、にじのたね代表の中塚美佳さん。
気さくでとっても話しやすく、初めての人をオープンに受け入れる素敵な女性ですよ 。
毎月1回の「まなびあい」で保護者が学べる機会がある
プレイセンターの開催日、9月は7回ほどで、そのうち毎月1回は「まなびあい」という、保護者の学びのための会があります。
やまこ母も初参加してきました!
子ども達が遊ぶ部屋とは別の部屋に、座布団を敷いて今回参加は保護者10名ほど。
まなびあいの間、なるべく話に集中できるようにと、今回は託児を手配してくれていて、お子さんを預けて参加している方がほとんどでしたが、中にはママと一緒にいたい…!と一緒に参加しているお子さんもいたり。
比較的自由な雰囲気ででした。
1歳以下の子は同席でもOKとの事なので、やまこちゃんも一緒に参加です。
最初に簡単な自己紹介をこちらの内容で行います↓
- 保護者の名前
- 住んでいる場所
- 子どもの名前と年齢
- 最近の子育ての近況報告
参加者の半分以上は宮田村から、次に多かったのは駒ヶ根市、ちなみに伊那市からは今回やまこ母一人だけでした。
この「まなびあい」の進行は、プレイセンターの運営資格を取られている、「スーパーバイザー」と呼ばれる方達がしてくれます。
宮田村は5名いて、そのうち一人はなんと男性です!お父さんで興味のある方は関わりやすいとかなと思います。
子育ての近況報告になると、皆それぞれ子育てに関する不安などポロリ。
たまたまにじのたねでは、スーパーバイザーの一人に保育士さんがいて、色々アドバイスをくださいました。
皆で色んな意見交換した後は、プレイセンターで準備しているテキストがあって、それを皆で1行づつ輪読して、意見交換。
今回のテーマは「なぜ今日本にプレイセンターが必要なのか」でした。
後片付けはみんなで
毎回10:00~12:00までがセッションと言われる活動時間で、それが終わると皆で後片付け。
お片付け用の箱も、中に入れるおもちゃの写真付き!
これなら誰でもお片付けできますね。
最後に掃除機をかけるのですが、なんと子ども達が率先して掃除機をかけていました!
既に自主性が育っている証拠かな?すごい!
お掃除が終わったら、お昼を一緒に食べたい人はお弁当を持参して大人も子どもも一緒に食べます。
「みんなで食べるお弁当はなんでこんなに美味しいんだろう!」
と嬉しそうに食べていた、あるお子さんの言葉が心に残っています。
プレイセンターで得られるもの
一人一人の個性を伸ばしながら、かつコミュニケーション能力や社会性を育てることも力に入れるというプレイセンターの教育は、
ニュージーランドにおいて「ヨーロッパ系の個人主義的な文化と、先住民族マオリ族の協力を重んじる文化が融合したもの」と言えるそうです。
なるほど!
プレイセンター出身者は、目標に向かって頑張る力、人と関わる力など、生きていくために必要な非認知能力と言われる力が伸びると言われているようです。
どんな風に成長してくれるのか…!子どもの成長が楽しみですね!
まとめ にじのたねはオススメの遊び場!
子どもが、のびのびと自分のペースで遊ぶことのできるにじのたねさん。親もほっとできる自分の居場所になりそうですね。
プレイセンターにじのたね まとめ
- ニュージーランド発祥の幼児教育のひとつ
- 長野県内では宮田村の「にじのたね」のみ!
- 場所は宮田村の中越区集落センター
- 子どもが自分のペースで遊べる事で、成長に繋がる
- 保護者が学びながら、自分たちで運営する
- 保護者も下の名前で呼び合いお互いを認める
- 「まなびあい」という月イチの保護者の勉強会がある
- お弁当をもってくればお昼を一緒に食べられる
「参加者大募集中!見学も大歓迎です!」とのことなので、
気になる方はぜひ一度連絡してみてくださいね↓
プレイセンターにじのたね
活動日:毎週月・金/午前10時~正午 ※予定変更になる可能性あり
問い合わせ先メール:groompa_m@yahoo.co.jp
にじのたねさんの活動はこちらのブログから↓
よかったらこちらの記事もどうぞ!上伊那地域周辺の子育て情報です↓
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