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春庭農園とうまこパン|農閑期である冬の土曜だけやっているパン屋さん

春庭農園とうまこパン
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やまこ母

こんにちは、長野移住ママブロガーのやまこ母です

ずーっと気になっていたパン屋さん、『春庭農園とうまこパンさん』

農閑期である冬の土曜だけやっているパン屋さんです。

冬の土曜だけ…!と言われると逆にとても気になります。

お店に行く前に「ブログにも書かせてもらいたいのですが…」と連絡すると、なんと色々お話も聞かせてもらえるとのこと!

なんだか魔法がかかったような、素敵なお店なのですが、その店内でゆっくりお話を伺いながら、パンを購入させてもらいました。

やまこ母

ぜひその魅力をお伝えしたいと思います!

この記事をオススメする人
  • 春庭農園とうまこパンさんについて知りたい人
  • 素材の味が分かる、家庭用のパンを買えるお店を探している人
  • 伊那谷に住む魅力的な人と会いたい人
好きな所から読めます
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春庭農園とうまこパンさんについて

普段は農業を営まれている春庭農園さん。

農閑期の冬の間の土曜だけ、奥様がパン屋さんを開いています。

営業日農閑期の土曜日
(12月〜4月頃)
営業時間11:00〜17:00
住所上伊那郡南箕輪村6854-1
TEL070-5563-1226
SNSfacebook
やまこ母

お店の開店情報についてはfacebookでアナウンスがあるので、フォローしておくのがオススメです。

いよいよ明日12月5日(土)今期のお店が始まります! 早いもので4年目になります。 農園で収穫した野菜や小麦やお米、それを加工した天然酵母のパン、お菓子、ジュースやジャム。 農家仲間のおいしい加工品。 生活が楽しく感じられるような食品や雑貨などなど。 小さいお店ですが色々とりそろえています。 皆さまぜひぜひお越しくださいませ。 午前11時から午後5時まで毎週土曜日にやっております!

春庭農園 と うまこパンさんの投稿 2020年12月3日木曜日

場所は周りを田んぼに囲まれた、住宅地の中にあります。

どの道を行くかにもよるかもしれませんが、私はお店に着く直前には農道のような車が1台しか通れない細い道を通っていきました。

Google mapsのナビで行けば、間違いなく辿り着けます。

ただ、普通の家がいくつか並んでいるように見えて、一見どの建物がお店か分かりづらいと思います。

お店はこちら!黒めの落ち着いた色のお家です。

黒い壁の家

駐車場は写真の車が置かれている場所辺りに置けます。出入りも考えると3台ぐらいかな。

お店の軒先下に、かわいらしいライトが付いているので、それがお店を探す際の目印にもなります。

ライトの飾り

お店の入り口の様子色々

お店の周辺は田んぼに囲まれていて、とても静かな場所。

風景

訪れたのが12月の午後3時を過ぎた時間なので、伊那谷では山の影になっているところも多く、暗めの写真になってしまいました。

お店の入り口すぐ隣に、春庭農園とうまこパンさんのお店の看板があります。

春庭農園とうまこパンの表札

お店の前にはウッドデッキがあって、テーブルと椅子も置かれています。

お店の前にあるウッドデッキ

机にはパンに関係する絵本がたくさん。

パンの絵本

ウッドデッキにはお野菜も色々売られていました。

お野菜販売の看板
やまこ母

農薬や化学肥料を使わずに育てられたお野菜です!

人参とかぼちゃ。特に黄色い人参が美味しいとのこと。(→買って帰りました)

人参

白菜と大根。

野菜

お野菜はベルシャイン、ニシザワ、あじーな、デリシアで販売されています。

お店の入り口にはイラスト入りの「Open」の文字。かわいくて既にそそられます。

Openと書かれた看板

入る前からキョロキョロしてしまいましたが、お店に入ってみましょう〜!

お店の入り口

パンのご紹介

やまこ母

こんにちはー!

陽子さん

いらっしゃいませー!

と出迎えてくださったのは、店主の大川陽子(おおかわ ようこ)さん。

ピースをする女性

とても気さくで、チャーミングな女性です。

お店の中を紹介してもらいました!

パンを載せるトレイ

パンやクッキーの種類は15〜20種類くらい。

パン屋さん
陽子さん

お米も自分たちで作っているのですが、お米→麹→甘酒→酵母といった形で、自家製の酵母を作っています。

小麦は長野県産の小麦に、自分達で作った小麦を混ぜて使っています。

パン屋さんの看板
陽子さん

今週はりんご酵母も使っていて、仲良くしてくださっている宮田村のリンゴ屋さんのりんごで作っています。

やまこ母

酵母から作られているなんて、こだわりを感じます。

陽子さん

酵母は香りです。小麦の風味を生かしたパン作りがしたくて。

愛情こもった手書きのポップに、パンの種類とお値段が書いてあります。

パン
  • ふすまパン 140円
  • イングリッシュマフィン紫芋 140円
  • ポテトローフ 270円
  • いちじくとくるみ 230円
パンがいくつか載っているかご
  • パン・ド・カンパーニュ 1個520円、2/1個260円
  • 自家製酵母 ぶどう・くるみ 220円
パンの種類
  • ベーグルさつまいも 180円
  • ベーグルプレーン 140円
  • ふすまパン 140円
やまこ母

素材にこだわって作られたパンで、このお値段はお安いと感じました!

空になったパンのプレート
  • カンパーニュくるみ 160円
  • マスカットレーズン 160円
  • イングリッシュマフィンかぼちゃ 140円
  • かたつむり りんご+チーズ 190円
  • かたつむり 玉ねぎ 160円

時間が15時と遅かったので、やはり売り切れているパンも多いです。

やまこ母

そんな事もあろうかと、事前に取り置きをしてもらっていました。

オススメの内容で1500円分の取り置き』をとお願いした内容です。

パンの盛り合わせ

こちらが取り置きしていただいたパンの種類です↓★印は米麹で、★がついてないものはりんご酵母です。

パンの盛り合わせ
陽子さん

ポテトローフは、ジャガイモがたくさん入った、ジャガイモのニョッキみたいな風味にしたいパンです。(笑)

イングリッシュマフィンはまんじゅうの皮をイメージしてたりして、ひそかに楽しんで作っています。

やまこ母

これは食べてほしい!というパンの種類になると思うので、ぜひチェックしてみてくださいね。

陽子さん

家で作るようなパンを誰かどこかで売ってくれないかなという気持ちがあって。

割と素朴で素材の味を生かしたような、食べたかったなというものばかり作るようにしています。

パンの他にもクッキーも販売されています。

クッキー

スコーンとビスケットの中間のような焼き菓子も。売り切れていたので、どんなお菓子かはお店に行った時のお楽しみで!

店主の大川陽子さんにお話を伺いました

今年でパン屋を初めて4年目になる「春庭農園とうまこパン」さん。

元々埼玉から移住されてきた大川さん、どういった経緯でこの地でパン屋さんを開くまでに至ったのでしょうか。

陽子さん

出身は青森なのですが、絵を描く仕事がしたくて上京したんです。
長野県に来る前は埼玉県に住んでいたのですが、関東圏での生活が難しいと思ったんですよね。

生活するためだけに働くのではなく、「生活=仕事」みたいなことをしたいと思ったんです。

やまこ母

それで移住して、農家になられたんですか。

陽子さん

この場所を選んだのは、用事があって来た時にインターを降りて見た景色をみた旦那さんが「神々しい!」と言って。

そしてこんな所で農業をして、パンとか色々作りながら暮らせたらと思いました。

やまこ母

絵を描けるということは、商品に書かれているイラストはもしかして陽子さんが??

ジャムの瓶
陽子さん

そうなんです。この傘マークは思い入れがあって。

最初栽培は夫の方で、わたしが加工品と思ったけど、出荷に追われて休みもなし。雨続きに加工品を作ったり、農閑期にパンを作ったり。そのなごりです。

やまこ母

パン屋さんを始めようと思われたきっかけは何だったんですか?

陽子さん

最初にうちで採れた農産物を自分で加工したいという想いがありました。
小さいときからお菓子やパンを作るのが好きだったんです。パンは市販の天然酵母で作ったりしていたのですが、一番上の子がお腹にいた時に仕事をやめて暇になっちゃって。何かしたいなと。

夫が持っていた自家製酵母の本が楽しそうで試してみたら、ものすごく楽しくて!上手くできなかったりもするのですが、それがまた楽しいんです。

簡単に上手くできないことの方がやりがいがあって楽しくないですか?

やまこ母

上手くできない事を楽しめるのはすごい!陽子さん、チャレンジャーですね!

陽子さん

保育園のバザーでパンを出したら、お母さん達が気に入ってくれて。お迎えの時に渡したり、玄関先で渡したりしていたんです。これを仕事にしたいと思って。

農業だけでも忙しかったので、パン屋はいいかなと思っていたのですが、でもやらないと死ぬ時に後悔すると思って。

できるかどうか分からなかったけど、やってみました!

窓の外を眺める女性
お話してくださる陽子さん
やまこ母

今年でもう4年目なんですね。

陽子さん

泣きながら震えながらレジを打っていたんですよ。そんなパン屋あります?笑

お客さんが自分の人生の時間を使って得たお金で、私のパンを買ってくれるわけですよ。また手渡しの現金でもらうと、本当にありがたいと思うんです。「この方が自分の人生の時間で得たお金を払ってくださる…!」って感じて。

やまこ母

そうだったんですね!

陽子さん

最初移住してきて、実は苦労した時期も長かったので、今が本当にありがたいです。

ありがたすぎて、もう身に余る幸せ。どこにも足向けて寝れないから、立って寝ようかと思うぐらい(笑)

やまこ母

最近「ありがたい」って思う感謝の気持を忘れがちだなと感じていて。どうしても何か「足りない」と思っちゃうんです。

どうしたら陽子さんみたいにに感じられるんだろう?

陽子さん

ありがたいというのは、体の底からマグマのようにあふれてくる感情だと思います。「足りない」って思うなら、たぶん単純に足りてないだけですよ、大丈夫!(笑)

感謝は忘れないように維持するものじゃないと思いました。色んなことがキラキラ輝いて見えます。

ファンになってしまう春庭農園とうまこパンさん

お店の素敵な雰囲気と、店主の陽子さんのチャーミングなお人柄に、一気にファンになってしまいました!

店内にはパンの他にも、色々な雑貨も置いてありましたよ。

毛糸のソックス

ウール手編みソックス 800円

アルミのピンチ

アルミのピンチ 300円

やまこ母

家型のギフトボックスがかわいい!

家型の箱
  • 家型BOX小 100円
  • 家型BOX大 120円
やまこ母

お願いすればふすまを頂くこともできますよ。

ふすま差し上げます

ふすま(小麦外皮)差し上げます!

パンやクッキー、クラッカー、ホットケーキなどに加えると、鉄分、カルシウム、食物繊維強化!

購入させてもらったパンは、どれも美味しく普段の食卓がリッチに感じました。

マフィン2つ
かぼちゃと紫芋のマフィン

特にベーグルのもちもち加減がすごかった。サンドイッチで食べたけどかなり美味しかったです!

やまこ母

お店は農閑期の12月〜4月頃までの土曜日、11:00〜17:00までです。

素敵なお店の雰囲気を体験しに、チャーミングな店主、陽子さんに会いに、ぜひ足を運んでみてくださいね!

なんだか呼ばれて来たような、スペシャルな気分になりますよ。

詳しい開店情報はfacebookをレッツフォロー!

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春庭農園とうまこパン

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